新型コロナウイルス関連の最新情報(3月15日)
令和2年3月16日
キプロス在留邦人及びキプロス来訪予定の皆様へ
当地の新型コロナウイルス感染に関わる最新の状況は以下の通りです。
●新たに5名の感染が確認・発表されました。これまでに累計26名の感染者が発生しています。今後,感染者発生の拡大に伴い地域によっては教育機関・公的施設の閉鎖等が予想されますので報道や公的機関の発表にご注意ください。
●13日夜,キプロス政府は,キプロス国民,EU・非EU市民で合法的な居住者,居住許可のある就労者及び留学生及び外交団メンバー以外の外国人は,国籍に関係なく3月15日午前1時より15日間の入国禁止とする旨発表しました。これらに該当しない一般の日本人訪問者は入国が制限されますのでご注意ください。
●15日,キプロス政府は,16日午後6時より4月30日まで,キプロスに入国する全ての者は,4日以内に公認された医療機関で発行されたコロナウイルス検査の陰性結果を持参する必要があり,その後14日間強制的に政府の指定する施設に隔離されると発表しました。
●「北キプロス・トルコ共和国政府」は,3月14日から4月1日まで,同地域に合法的に住むトルコ系キプロス人のみが同域内に立ち入るよう制限されています。
●万が一,医療機関等に隔離され,援護が必要となった場合は,当館までご連絡ください。
●キプロス外務省はキプロス市民に対し,日本を含む新型コロナウイルス感染国々への渡航は控えるよう勧告しています。
1.最新の感染者の状況
●新たな感染者の内1名は,パフォス総合病院の集中治療室に入院していた英国人患者で,英国から来た見舞客達と接したために感染しました。このため保健局は,同病院の48時間の閉鎖を命じるとともに,国内全ての病院の,全ての患者に対する訪問を禁じています。他の新たな感染者4名は全て自主隔離をしていましたが,2名は,イタリアからの入国者で残りの2名は,先に確認された感染者との濃厚接触者でした。
2.海外からキプロス入国の制限について
13日夜,アナスタシアデス大統領はテレビ演説を行い,キプロスの合法的な居住者,当国で働くあるいは学ぶEU国民,または許可を得た第三国の国民及び外交団メンバー以外の者に対して,国籍に関係なく3月15日午前1時より15日間の入国禁止とすると発表しました。
3.海外からキプロスへ到着する際の空港対応について
●キプロス政府は,16日午後6時より4月30日まで,キプロスに入国する全ての者は,4日以内に公認された医療機関で発行されたコロナウイルス検査の陰性結果を持参する必要があり,その後14日間強制的に政府の指定する施設に隔離されると発表しました。
●また,15日以前から既にキプロス滞在中であっても,過去14日以内に日本を出発した場合,自宅・ホテル乃保健省が指定する施設で14日間自主隔離し,医療当局から電話によるモニターを受け,外部との密接な接触,移動を避けることが求められます。
● 15日,内務省は,入国可能な渡航者と必要な証明書類を発表しましたのでご注意ください。
(1)キプロス国民の場合:旅行証明書。
(2)キプロスの合法的な居住者の場合:EU国民であれば,Memeber of the European Union(MEU)1, 2, 3(通称イエロースリップ),もしくは本人の名義で発行された公共料金の請求書。第三国の国民は雇用証明書。
(3)当国で働くEU国民の場合:MEU1, 2, 3,あるいは社会保障サービスの証明書か証拠書類,あるいは雇用証明書。
(4)第三国の国民の場合:就労許可証。
(5)国際協定に基づく大使館員もしくは外交使節団メンバーの場合:外交ID。外交IDのない者であれば,ノン・ディプロマティック・カードあるいは当国に滞在する理由についての管轄機関が発行する証明書。
(6)専門的且つ不可欠な業務のために入国が必要なEU国民あるいは第三国の国民の場合:当国機管轄関が発行する訪問理由を示した証明書。
(7)当国の教育機関で学ぶEU国民及び第三国の国民の場合:EU国民は学生証,第三国の国民は学生証及び学生在留許可証。
4.その他,キプロス国内における対応状況
●キプロス政府は,16日午前より4月30日まで,レストラン,カフェ,バー,映画館,モール,ショッピングセンター等を1ヶ月間閉鎖するが,食事のデリバリー,パン屋,スーパーマーケット,薬局及びその他一部の施設は,これまで通り営業すると発表しました。
●キプロス観光協会は,所属する4つ星及び5つ星ホテルに対して,4月30日まで施設を閉鎖するよう勧奨しています。これを受けて国内で多くのホテルが同期日まで閉鎖される可能性がありますのでご注意ください。
● 既にヨーロッパ,中東,ロシアからの幾つかのフライトがキャンセルされています。空港運営会社は,今後,フライト変更・キャンセルの可能性があるので,航空便を利用する前に各航空会社・取扱い旅行代理店に確認するよう呼びかけています。
4.北キプロス(「北キプロス・トルコ共和国(TRNC)」領域)関係
(1) 「TRNC」領域で感染者は累計6名発生しています。
(2) 「TRNC政府」は,3月14日から4月1日まで,同地域に合法的に住むトルコ系キプロス人のみが同域内に立ち入るよう制限すると発表しましたので、日本国籍者の入域は認められません。
5.参考情報
(1) 新型コロナウイルス感染症に備えて~一人ひとりができる対策を知っておこう~(首
相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
(2) 新型コロナウイルス感染症に関する情報リンク(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(3) キプロス政府ウェブサイト(英語)
https://www.pio.gov.cy/coronavirus/en/index.html
(当館連絡先)在キプロス日本国大使館 領事班
5 Esperidon ST., Strovolos 2001, Nicosia, Republic of Cyprus
ホームページアドレス https://www.cy.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
電 話:+357 22-394800 ★8:15-12:30,13:30-17:00★
FAX:+357 22-319077 メール:cy-ryouji@cy.mofa.go.jp
当地の新型コロナウイルス感染に関わる最新の状況は以下の通りです。
●新たに5名の感染が確認・発表されました。これまでに累計26名の感染者が発生しています。今後,感染者発生の拡大に伴い地域によっては教育機関・公的施設の閉鎖等が予想されますので報道や公的機関の発表にご注意ください。
●13日夜,キプロス政府は,キプロス国民,EU・非EU市民で合法的な居住者,居住許可のある就労者及び留学生及び外交団メンバー以外の外国人は,国籍に関係なく3月15日午前1時より15日間の入国禁止とする旨発表しました。これらに該当しない一般の日本人訪問者は入国が制限されますのでご注意ください。
●15日,キプロス政府は,16日午後6時より4月30日まで,キプロスに入国する全ての者は,4日以内に公認された医療機関で発行されたコロナウイルス検査の陰性結果を持参する必要があり,その後14日間強制的に政府の指定する施設に隔離されると発表しました。
●「北キプロス・トルコ共和国政府」は,3月14日から4月1日まで,同地域に合法的に住むトルコ系キプロス人のみが同域内に立ち入るよう制限されています。
●万が一,医療機関等に隔離され,援護が必要となった場合は,当館までご連絡ください。
●キプロス外務省はキプロス市民に対し,日本を含む新型コロナウイルス感染国々への渡航は控えるよう勧告しています。
1.最新の感染者の状況
●新たな感染者の内1名は,パフォス総合病院の集中治療室に入院していた英国人患者で,英国から来た見舞客達と接したために感染しました。このため保健局は,同病院の48時間の閉鎖を命じるとともに,国内全ての病院の,全ての患者に対する訪問を禁じています。他の新たな感染者4名は全て自主隔離をしていましたが,2名は,イタリアからの入国者で残りの2名は,先に確認された感染者との濃厚接触者でした。
2.海外からキプロス入国の制限について
13日夜,アナスタシアデス大統領はテレビ演説を行い,キプロスの合法的な居住者,当国で働くあるいは学ぶEU国民,または許可を得た第三国の国民及び外交団メンバー以外の者に対して,国籍に関係なく3月15日午前1時より15日間の入国禁止とすると発表しました。
3.海外からキプロスへ到着する際の空港対応について
●キプロス政府は,16日午後6時より4月30日まで,キプロスに入国する全ての者は,4日以内に公認された医療機関で発行されたコロナウイルス検査の陰性結果を持参する必要があり,その後14日間強制的に政府の指定する施設に隔離されると発表しました。
●また,15日以前から既にキプロス滞在中であっても,過去14日以内に日本を出発した場合,自宅・ホテル乃保健省が指定する施設で14日間自主隔離し,医療当局から電話によるモニターを受け,外部との密接な接触,移動を避けることが求められます。
● 15日,内務省は,入国可能な渡航者と必要な証明書類を発表しましたのでご注意ください。
(1)キプロス国民の場合:旅行証明書。
(2)キプロスの合法的な居住者の場合:EU国民であれば,Memeber of the European Union(MEU)1, 2, 3(通称イエロースリップ),もしくは本人の名義で発行された公共料金の請求書。第三国の国民は雇用証明書。
(3)当国で働くEU国民の場合:MEU1, 2, 3,あるいは社会保障サービスの証明書か証拠書類,あるいは雇用証明書。
(4)第三国の国民の場合:就労許可証。
(5)国際協定に基づく大使館員もしくは外交使節団メンバーの場合:外交ID。外交IDのない者であれば,ノン・ディプロマティック・カードあるいは当国に滞在する理由についての管轄機関が発行する証明書。
(6)専門的且つ不可欠な業務のために入国が必要なEU国民あるいは第三国の国民の場合:当国機管轄関が発行する訪問理由を示した証明書。
(7)当国の教育機関で学ぶEU国民及び第三国の国民の場合:EU国民は学生証,第三国の国民は学生証及び学生在留許可証。
4.その他,キプロス国内における対応状況
●キプロス政府は,16日午前より4月30日まで,レストラン,カフェ,バー,映画館,モール,ショッピングセンター等を1ヶ月間閉鎖するが,食事のデリバリー,パン屋,スーパーマーケット,薬局及びその他一部の施設は,これまで通り営業すると発表しました。
●キプロス観光協会は,所属する4つ星及び5つ星ホテルに対して,4月30日まで施設を閉鎖するよう勧奨しています。これを受けて国内で多くのホテルが同期日まで閉鎖される可能性がありますのでご注意ください。
● 既にヨーロッパ,中東,ロシアからの幾つかのフライトがキャンセルされています。空港運営会社は,今後,フライト変更・キャンセルの可能性があるので,航空便を利用する前に各航空会社・取扱い旅行代理店に確認するよう呼びかけています。
4.北キプロス(「北キプロス・トルコ共和国(TRNC)」領域)関係
(1) 「TRNC」領域で感染者は累計6名発生しています。
(2) 「TRNC政府」は,3月14日から4月1日まで,同地域に合法的に住むトルコ系キプロス人のみが同域内に立ち入るよう制限すると発表しましたので、日本国籍者の入域は認められません。
5.参考情報
(1) 新型コロナウイルス感染症に備えて~一人ひとりができる対策を知っておこう~(首
相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
(2) 新型コロナウイルス感染症に関する情報リンク(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(3) キプロス政府ウェブサイト(英語)
https://www.pio.gov.cy/coronavirus/en/index.html
(当館連絡先)在キプロス日本国大使館 領事班
5 Esperidon ST., Strovolos 2001, Nicosia, Republic of Cyprus
ホームページアドレス https://www.cy.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
電 話:+357 22-394800 ★8:15-12:30,13:30-17:00★
FAX:+357 22-319077 メール:cy-ryouji@cy.mofa.go.jp