カンボス村「桜公園」 植樹式

令和4年4月14日
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 4月9日、関大使は、キプロス西部トロードス山麓にあるカンボス村と当館の協力で設営された「桜公園」桜の苗の植樹式に参加しました。本事業は、今年がキプロスと日本の外交関係樹立60周年になるのを記念して行う2年間の事業の1年目です。カンボス村が提供した約3,000m2の敷地に、両国間のさらなる友好関係の深化を願い年度はカンザンとシロフゲンの計26本桜の苗木を植えます。 

 

 式典は、関大使、ソテリス・アンニウ・カンボス村長、キプロス政府関係者のほか、家族連れ約100人が参加し、青空の下、和やかな雰囲気の中で行われました。 

  

 関大使は挨拶で、日本人にとって、桜が希望や活力、生命の象徴であることを紹介し大使の発令を受けて以、キプロスに桜公園を作りたいとずっと夢見ていました外交関係樹立60周年という記念の年に設立されたこの公園が両国の友好の証となることを願っています。そして、カンス村のサクランボ祭りに合わせて、公式な植樹式を実施することを楽しみにしています。」と述べました。 

  

 アンニウ村長は、標高約1900mに上るトロードス山脈の山麓にあるカンボス村は、キプロスの中で気候が桜の植樹に最も適した場所であることを紹介し、日本の協力に感謝します。サクランボ狩りの季節に合わせ、毎年6月っている恒例のサクランボ祭りは、今年は外交関係樹立60周年記念の意味込めて行い、日本の友人との末永い友情に繋げていきたいと述べました。 

 

 農業・農村開発・環境省森林局代表と外務省代表挨拶を行いこの事業が、キプロス日本の友好関係の強化につながること、またこの地域の持続可能な発展寄与することを期待する旨述べました。 

 

 桜公園事業は、カンス村が土地の提供・整備を行い、MUFGインベスター・サービス・フィンテック株式会社、キプロス日本友好協会2021、当館が苗木を提供したほか公益財団法人日本さくら会、森林ヨアニス・パパドプロス氏デンロス株式会社ヨアノスオルファがアドバイザーとして協力しました。